
将棋を趣味にしませんか?初心者からの将棋の始め方
将棋に触れたきっかけ
ottoです。
私がまだ大学生の頃、友人との勉強中にふと『息抜きに将棋を指そうよ!』と声をかけられました。小学生の頃は多少将棋が好きで父ともよく指しましたし、校長先生にも勝った事もありました。割と自信を持って『いいよ!やろう』
そういって始めましたが負けてしまいました。
お互い一緒に勉強をしていた仲で共に頑張っていたので、なんだかその時はすごく悔しかったんですよね。
ちょうど良い機会だし、こっそり勉強してみようかな!次は勝っちゃうんだからね!と思って本屋さんに行って初めて将棋の本を買ってみました。
そこから私の将棋の世界は始まりました。きっかけなんてほんと些細なものでした。
将棋を趣味として始める
今では完全に生活の一部となっており、日々の楽しみの一つとなっています。最近は藤井聡太先生や羽生善治先生の活躍のお陰でメディアに取り上げられる機会も増え、空前の将棋ブームと言っても良いのではないでしょうか。
将棋ブームが来る前に密かに将棋にはまり、今では将棋アマチュア3段の試験に合格しました。ただ、将棋は好きですが自分で指してもなかなか強くなれませんでした。試験と生の将棋はまるで違います。道場に通っても小学生やおじいちゃんに負ける事もしばしば…
その場の瞬時の思考と閃きが大切になってきます。
それでも完全に初心者から初めて現在は将棋ウォーズで3500局ほど指して1級に安定しています。現在は初段を目指して奮闘しています。
そんな私だから出来る、これから将棋を始めてみたい!けれどどうしたら上達するかわからないと言う方向けにお話ししてみようと思います。
私の将棋の楽しみ方
- 人と指す。将棋道場に通う
- テレビ、YouTube、中継サイトなどでプロの先生の対局を観る
- ネットでオンラインで指す
- アプリで自分の将棋を分析する
- twitterで話題を確認
- 詰将棋をする
- 将棋の本を読んで勉強する
- 将棋のイベントに参加する
将棋は人と対局し勝ち負けがつく勝負事です。
当然勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。
自分が優位だと思っていても最後に勝ちきれず負けてしまったり
劣勢だと思っていても我慢していれば、相手のミスにより勝ててしまう事もあります。
不思議と毎局違う局面になり、その都度考えなければいけません。
相手という自分ではない不確定要素があるからこそ生まれる悩み。
相手がどのように指してくるか。先を読み最善の手を探す。
いくら研究してもそれが全く役に立たなかったり、忘れた頃にピッタリハマったり。
たとえ勝てなかったとしても、なぜ負けたのか。どう指せばもっと良い勝負になったのか。いくら考えてもキリがありません。
年齢や性別も関係ありません。
自由に考え、自分の好きなように指せる。つまり自分を盤面に表現出来る訳です。
将棋は対話と言われる所以はそこにあります。
どう舵をとるかは自分次第。最後の最後までまでどうなるかわからない。
まるで人生の縮図のようです。
攻めるも良し、守るも良し。
良い手、悪い手はありますが、悪い手を指しても最後は勝てることがあるという事です。
ルールは知ってるけどどう指したら良いかは分からない
そういう方はたくさんいらっしゃると思います。ですがちょっとした内容を知るだけで将棋の面白さは何倍にもなります。
正直私もこんなにハマるとは思ってもいませんでしたし、将棋なんでお年寄りのやるものなのでは?そう思っていた時期もあったくらいです。
ですが今は知って良かったですし、まだ知らない方がいらっしゃるなら是非知って頂きたい、やってみて頂きたいと思っています。
将棋を共に出来る仲間が増えたら楽しいですよね。そんな気持ちで勝手ながら将棋を自分なりに紹介させて頂こうかと思います。


正直私もこんなにハマるとは思ってもいませんでしたし、将棋なんでお年寄りのやるものなのでは?そう思っていた時期もあったくらいです。
ですが今は知って良かったですし、まだ知らない方がいらっしゃるなら是非知って頂きたい、やってみて頂きたいと思っています。
将棋を共に出来る仲間が増えたら楽しいですよね。そんな気持ちで勝手ながら将棋を自分なりに紹介させて頂こうかと思います。
将棋の戦法
将棋のコマの動かし方等は他のサイトでも沢山紹介が有りますので省かせて頂きます。
まずは攻め方、戦法のお話しから。
将棋はお互いが一手一手指しますので、序盤にどのようにお互いが戦うのかが決まる事が多いです。それも相手の手を見ながら、つまり会話をしながらお互いの戦法を決めて行きます。まずはどのような戦法があるのか。現在は戦法名でその棋譜の内容を話し合う事が多いです。
先手〇〇対後手〇〇まずは攻め方、戦法のお話しから。
将棋はお互いが一手一手指しますので、序盤にどのようにお互いが戦うのかが決まる事が多いです。それも相手の手を見ながら、つまり会話をしながらお互いの戦法を決めて行きます。まずはどのような戦法があるのか。現在は戦法名でその棋譜の内容を話し合う事が多いです。
という風に戦法で分類分けされる事がほとんどです。
ではどのような将棋の戦法があるのか。大まかに言うと3つ
- 居飛車戦法
- 振り飛車戦法
- 角換わり戦法
となります。
居飛車戦法とは
優先的に飛車を自由にして攻めるか守るかを柔軟に選択していく良さがあります。
現在では玉を固く囲まず手早く攻め込んだり、バランスを重視した軽い構えが多く、力量が問われる指し方ですが、そこに良さがあり、終盤は詰む、詰まないのギリギリの戦いが多いです。
プロの先生方でも居飛車党の先生が多く、羽生善治先生や渡辺明先生、豊島将之先生、藤井聡太先生などは基本的に居飛車の戦法を多用します。
私も基本は居飛車党です。
・矢倉
・角換わり
・相掛かり
・横歩取り
・対抗型(相手が振り飛車の場合)
など細かく挙げていくと他にも色々な戦法がありますが、大まかに言うとこの5つです。
振り飛車戦法とは
このように飛車をずらして戦う戦法です。
飛車を振った筋により呼び名が変わり、
左のマスから数えて2番目だと向かい飛車(むかいびしゃ)
3番目だと三間飛車(さんけんびしゃ)4番目だと四間飛車(しけんびしゃ)
5番目だと中飛車(なかびしゃ)と呼ばれます。
攻めと守りを分け、守りは玉を手早く囲い攻めはどちらかといえば相手の出方を待って軽い捌き(カウンター)を狙います
序盤から不利になる局面が少なく、流れも覚えやすいのでどちらかといえば初心者にオススメ出来る戦法だと思います。
振り飛車党と呼ばれ、プロの先生だと久保利明先生、菅井竜也先生、戸部誠先生、鈴木大輔先生などがそうです。
現在は居飛車に固く囲まれると攻めと振り飛車の良さの捌きが狙いにくく勝ちにくいと言われていますが、それはプロレベルの話しで、アマチュアからは根強い人気がある戦法で、ネット将棋などでは振り飛車に当たらない日はないくらいです。
角換わり戦法とは
基本的には居飛車の戦法の中に含まれますが、好んで角換わりに誘導したり、逆に拒否したりも出来るので別に挙げました。このように序盤に角を交換して手持ちにする事で戦術に幅を持たせる戦い方です。お互い角を自由に打てる為、隙が少ない陣形にする必要があり、お互い同じような形になることも。攻めるタイミングも難しく千日手模様(引き分け)になる事が多いです。
プロの間でも多く指されており人気の戦法で、タイトル戦でもしばしば登場します。
プロの間でも多く指されており人気の戦法で、タイトル戦でもしばしば登場します。
守りの話
戦法のお話しをさせて頂きましたが、戦法とは戦い方、つまり攻撃の準備という事になります。今回は囲い方、つまり守備の方をお話しさせて頂きます。
ほとんどの戦法の場合、飛車とは反対側に玉を寄せ守りを固める事が多く、「玉飛接近すべからず」との格言があるくらいです。
飛車の近くで戦いが起こる事が多く、王手され戦いに巻き込まれたり、そのまま寄せられたりする可能性が高くなる為です。
現在のプロでも使用されている囲いをいくつか紹介させて頂きます。
矢倉囲い(金矢倉)
主に居飛車の戦いで使用する囲いで、矢倉は純文学と言われる程古くからあり、深く研究された戦法です。
この1年でプロでの相矢倉の将棋はめっきり減りましたが(速攻が流行し、手数をかけて固く囲える機会が少なくなっている)アマチュアではまだまだ優秀な囲いです。ここから場合によって更に固く穴熊模様に固めます。

美濃囲い
主に自分が振り飛車をした際に使用する囲いで、手数がかからない割に以外と固く低い陣形のまま攻めに転じる事も出来れば、持久戦模様になった際に、
美濃囲い→高美濃囲い→銀冠
と囲いを発展させる事が出来る優秀な囲いです。
プロでも度々将棋される振り飛車では一番メジャーな囲いだと思います。
相手が振り飛車を指してきて自分が居飛車の場合に将棋する一番オーソドックスな囲いです。
相手の様子を伺いつつ、そのまま急戦模様に手早く動いて行ったり、じっくり固く囲う事も出来ます。
船囲い→①左美濃囲い
→②穴熊
→③そのまま急戦へ
という感じでしょうか。
穴熊囲い
相手が四間飛車や三間飛車で来た場合、穴熊に囲えば居飛車が有利とはっきり言われた時期もあり、組むのに時間がかかりますが優秀な囲いです。
その代わり、攻めに転じる事が難しいく、初心者のうちは自分の囲いだけは残っているが、周りで攻め負けて勝てない状況に追い込まれる事も多いです。
近年は組むまでにとても気をつかって進めないと、相手がすぐに攻めて来て組み切るまで行かない事もあります。ですから、相手の出方をよく見て切り替えてい必要があります。
雁木囲い
昔からある囲いですが、基本的にアマチュアしか指さないようかマイナーな囲いでした。ですが、近年矢倉は終わりだと言われる程急戦が流行し、再び脚光を浴びました。
横からの守りは薄く指しこなすのは大変ですが囲いも相手に合わせ変化させ力戦模様になる事が多いです。
近年はponanzaなどのコンピューター将棋の発展のお陰もあり、ツノ銀雁木という戦法が大流行し、プロの中でも雁木の将棋が増えました。
私も好きな戦法で練習しています。
かなり絞ってお話ししていますが、これくらいの囲いを指せるようになるだけでも将棋の楽しさは格段に増すと思います。他にも沢山の囲いがありますから調べてみて下さいね。
ある程度将棋の基礎を勉強出来てくると、あとは実践あるのみです!
私は将棋クラブ24と将棋ウォーズを主に使っていましたが、初心者のうちは将棋クラブ24の人達相手はとてもハードルが高く悲しい思いをしたのをよく覚えています笑
比較的将棋ウォーズの方が初心者も多く、コンピュータによるアシスト機能や分析機能もありますから気軽に楽しめるかと思います。お好きな方で試してみてください✨
さて、今回は将棋の序盤の組み立て方になります。自分の好きな戦法が決まって、指し始めると今度はどう攻めたら良いか分からないという悩みが出てきます。初めのうちは
①好きな戦法に誘導
②王様を囲う
②攻めを考える
という軸の元、流れを考えましょう。
例えば、
・矢倉戦法で戦いたい→相手も居飛車を選択→お互い矢倉に組む→自分はどの攻め方で行くか決める→3七銀戦法で行こう!→仕掛けていく
・矢倉戦法で戦いたい→相手は四間飛車戦法で来た→矢倉は諦めてひとまず船囲いへ→相手は攻めずに穴熊に囲い始めた→自分は攻めるか守りを固めるかを考える→今回は自分も守りを固めよう→穴熊へ→相手の出方次第で攻めを考えよう
・四間飛車戦法で戦いたい→相手は居飛車を選択→美濃囲いに組む→相手は急戦の攻め方だ→自分からは攻めず受けに回り捌きを狙おう
・三間飛車で戦いたい→角道を開けたまま飛車を振ろうとしたらその前に角を交換されてしまった→仕方ないので角換わり腰掛け銀を目指す
・三間飛車で戦いたい→相手は向かい飛車戦法できた→相振り飛車の勉強はしていない…とりあえず本で読んだ金無双という囲いをしてみるか〜→とりあえず攻めは銀を前に出そう
ですが、相手がこう攻めてきたらこういうふうにしよう。という流れさえ出来れば後は自由に指して楽しめるようになります✨
おススメの準備は
①相手が居飛車の場合どうするか
②相手が振り飛車の場合どうするか
③角交換されたらどうするか
④棒銀戦法で速攻されたらどうするか
これくらいの用意が出来れば十分だと思います。
ある程度序盤の駆け引きが分かってくると、差がつきにくくなってきます。駒がぶつかる中盤を過ぎてようやく相手のスキを探せる状況に。
優位に進んでいたとしても、最後に相手の王様を詰みにしないと勝てないんです。
ここが将棋の難しい所。
攻めも守りもバランスよく全体を把握しつつ、詰ますタイミングを伺います。
逆に言えば相手も人間ですから。自分の玉に詰みがあったとしても相手が気づいてなく必死をかけて来てくれると、一手自分の番が回って来ることも。
そういうチャンスにきっちり勝ちきれる力が必要となってきます。
その際に大いに役立つのが詰将棋です。
相手の玉を追い詰める際もやり方がありますし、詰ませ方にもやり方があります。
頭の体操というか、パズルというか。
こういう形に持っていけば詰ますことが出来る。
自分の中でそういう場面を増やせるようになると
だんだんと勝てるようになっていきます。
自分で考えて綺麗に詰ませる事が出来たときの達成感はひとしおですよ✨
最初は1手から3手詰みの本から始められると良いと思います。
実践でどんどん活かしていきたい方は5手以上が必要かなと思います。
日々の生活のちょっとした空き時間に解いてみるとこれだけでも十分趣味になりますよ♫
他の人がどのような将棋を指しているかを見る事はとても良い勉強になります。
私も普段からその時間を多く取るように心がけています。
将棋は人それぞれ個性が出るというか。
同じ場面でも、攻める人、守る人、パスして様子を見る人と何通りもあり得るからです。
特にプロの先生の対局に解説がついているとかなり勉強になります。
自分の知らない定跡だったり、攻め方だったり。
攻めと守りのタイミング。
詰ませ方。
一局から学べることは沢山あります。
例えばタイトル戦を追いかけるもよし。
将棋のイベントに行くもよし。
TV番組を見るもよし。
自分の興味のある形で実践を沢山見ましょう!
強くなる為に
詰将棋を指してみよう
ある程度序盤の駆け引きが分かってくると、差がつきにくくなってきます。駒がぶつかる中盤を過ぎてようやく相手のスキを探せる状況に。
優位に進んでいたとしても、最後に相手の王様を詰みにしないと勝てないんです。
ここが将棋の難しい所。
攻めも守りもバランスよく全体を把握しつつ、詰ますタイミングを伺います。
逆に言えば相手も人間ですから。自分の玉に詰みがあったとしても相手が気づいてなく必死をかけて来てくれると、一手自分の番が回って来ることも。
そういうチャンスにきっちり勝ちきれる力が必要となってきます。
その際に大いに役立つのが詰将棋です。
相手の玉を追い詰める際もやり方がありますし、詰ませ方にもやり方があります。
頭の体操というか、パズルというか。
こういう形に持っていけば詰ますことが出来る。
自分の中でそういう場面を増やせるようになると
だんだんと勝てるようになっていきます。
自分で考えて綺麗に詰ませる事が出来たときの達成感はひとしおですよ✨
最初は1手から3手詰みの本から始められると良いと思います。
実践でどんどん活かしていきたい方は5手以上が必要かなと思います。
日々の生活のちょっとした空き時間に解いてみるとこれだけでも十分趣味になりますよ♫
実践を沢山見よう
他の人がどのような将棋を指しているかを見る事はとても良い勉強になります。
私も普段からその時間を多く取るように心がけています。
将棋は人それぞれ個性が出るというか。
同じ場面でも、攻める人、守る人、パスして様子を見る人と何通りもあり得るからです。
特にプロの先生の対局に解説がついているとかなり勉強になります。
自分の知らない定跡だったり、攻め方だったり。
攻めと守りのタイミング。
詰ませ方。
一局から学べることは沢山あります。
例えばタイトル戦を追いかけるもよし。
将棋のイベントに行くもよし。
TV番組を見るもよし。
自分の興味のある形で実践を沢山見ましょう!
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